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賃貸物件に「LGBT不可」表記、人的ミスと説明も波紋広がる

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賃貸物件に「LGBT不可」表記、人的ミスと説明も波紋広がる

福岡市の不動産会社が「LGBT不可」と表示、当事者からはショックの声

福岡市内の不動産会社が扱う賃貸物件資料に「LGBT不可」という表記があったことが明らかになり、波紋を呼んでいます。この表記が差別的に捉えられ、多くのLGBT当事者や関係者から困惑と落胆の声が上がっています。不動産会社はこれを「人的ミス」として修正対応を進めているとのことです。

物件を探していた30代の男性がこの表記を目にしたのは昨年のこと。彼は同性のパートナーと住む物件を探していた最中で、この「LGBT不可」という文字を見た瞬間、言葉を失ったそうです。「当事者の気持ちをもう少し考えてほしかった」と振り返っています。

不動産会社側は、「LGBT不可」との表記は誤りで、差別の意図は全くなかったと説明しています。しかし、このようなミスが発生した背景には、システムの不備やオーナーとの調整不足があった可能性が指摘されています。実際、一部の物件オーナーはLGBTカップルの入居に否定的であることも影響しているかもしれません。

企業は今回の件を受け、社内システムの改修を進めているとのことです。多様性が尊重される社会を目指す中で、こうした事例が今後減少し、誰もが安心して物件を選べる環境が整うことを期待したいです。

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